2014.11.17
先日の勉強会で医学博士 土橋 重隆先生の講演を聞いてまいりました。10年程前にも土橋先生のお話を聞いたのでこれが2回目でした。先生は西日本で最初の食道静脈瘤内視鏡的塞栓療法を2000例以上施行し、その後和歌山県で最初の腹腔鏡下胆嚢摘出手術を8年間に750例以上こなされてきた先駆者的な優秀な外科医であった先生です。
当時は病気に悩み苦しむ人を減らすのにいささかながらも貢献しているという自負を持っていらっしゃったそうですがところが、数々の手術例を経験していくうちに、治療していると言っても、実際には治せていない病気がたくさんある事に気ずいていったそうです。
「人は何故病気になるのか」この事が土橋先生のテーマになっていったそうです。この答えが知りたい・・・
先生は、いったん疑問を抱くと、納得できる答えを見つけ出さないと落ち着かない性分の様で、当時の副院長という職を辞してフリーの勤務医として「人間は、なぜ、病気になるのか」・・・・というテーマを持って医師として再出発されたそうです。